うつ病患者数は10年で18%増加し、年々増加傾向にあります。(日経新聞社調べ)

うつ病に関する書籍も10年前よりも数多く出版され、分かりやすく説明された漫画も
5万部のベストセラーになりました。

現在では、珍しくない精神疾患として認知されるようになったものの
うつ病の診断は精神科医療を用いても難しいと、ささやかれています。

”うつ病と診断できるかどうか”をQ&A方式で、やや辛辣な回答をしている

著者:精神科医・林公一 ” 擬態うつ病 ” と「それは、うつ病ではありません」
2冊から考えてみたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

概要~2冊とも内容はほぼ同じ~

うつ病について書かれた書籍は、書店にはズラリとならんでいますが
林公一氏の書籍には ” 自己愛性パーソナリティ障害 ” についても書かれています。

パーソナリティ障害とは、簡単に説明すると
偏った考え方や行動パターン で生活している状態です。

 

ここでは、自己愛性パーソナリティ障害の一つの特徴として

「自分以外は全部バカ」という思い込み。

傍から見れば ” ナルシスト ” と言われてしまうこともあります。

 

林公一氏は

 

「うつ病というのは、とても便利な病名である。パーソナリティ障害も、本物のうつ病でない人も
全て ” ひとくくり ” にできるからだ」

「私(僕)は、うつ病だから外では働けない。家族や周りは、優しく接するべきだ」と
主張する患者も一定数いる」

さらに
「私(僕)は、うつ病なんだから、何でも受け入れないアナタが悪い」と
責任転嫁する」

「このような症例は、うつ病とは診断し難い。→ 擬態うつ病
自己愛性パーソナリティ障害や、その他のパーソナリティ障害がふさわしいと
診断してもよいのではないか」

以上を踏まえて

様々なQ&Aの辛口診断がでてきます。

 

精神科の診断は、受診時の時に簡単な心理テストがありますが
最終的には ” 医師の見立て ” で、病名は決まります。

林公一氏も現場(診察)で、日々、頭を抱えている様子が伺えます。

うつ病って具体的になんぞや?という方や
もしかして・・・うつ病?それともパーソナリティ障害?と

一人で抱え込んでしまっている方のレスキューになる2冊だと思います。

 

どこまで理解を得られるか

精神科に通院する患者さんは、パッと見た目では、分からないことが多いです。

本人から聞かされて、初めて分かることも、めずらしくありません。
(私もメンヘラですが、そんなふうに見られます)

大きな偏見ですが、第一印象で分かる方は、理解を得やすいと思います。

そうではない場合は

「甘えてる」「構ってちゃん」「依存が強い」「やる気がない」などと
ろくなことは言われませんね。

理解を得るのは、家族でも難しい場合もあります。

 

 

 

むすび

他人からの理解は、私自身は95%くらいは諦めています。

その代わりに ” たった一人の理解者 ” とは、上手くいくように日々、奮闘してます。

たった一人の理解者とは・・・

自分しかいないじゃないですか。

簡単にはできませんが、不可能ではないと思っています。

 

PS・

うつ病と自己愛性パーソナリティ障害について今回は、取り上げました。

今度は、境界性パーソナリティ障害についても、お伝えしてゆきたいと思います。

 

それでは、また。

 

スポンサーリンク